やすらいだ河の流れ
下町の喧騒と提灯にしびれる
禊ぎの果てにあるものから
島々の深く通り過ぎ行く
荒ぶる猛き夜
いや
朝なのだろうか
暗闇と閃光の入り混じって
結んでいく
はつらつと萎れた花のように
さわやかに斃れた虫のように
美しさよ
ひとりの心を拓く詩群
やすらいだ河の流れ
下町の喧騒と提灯にしびれる
禊ぎの果てにあるものから
島々の深く通り過ぎ行く
荒ぶる猛き夜
いや
朝なのだろうか
暗闇と閃光の入り混じって
結んでいく
はつらつと萎れた花のように
さわやかに斃れた虫のように
美しさよ