『フライト』

碧空に白い雲を撒いた

雪の冠をかぶってつきだす頂に

かすんだ大地の呼気

 

峰はつらなり 地をふちどって

海のみずと戯れては

ぼうっと息吹のなかへ浮いている

 

雲雲はだんだんと波うちはじめ

寄せ

面影を忘れさせてくれる

 

地に結び付いたわたしたちの

空へのあこがれ

 

埋もれたかっただけかもしれない

空へのあこがれ

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