『指先』

弾けた
心の隅でわけも知らず
朝ぼらけに揺れる花束

たまさかの出会いに
踏みとどまることができない
音もないのに
啼き続けるこころ

からだを揺すってみる

揺らぐ意図とともに
潤うときを迎える
はぐれることのない関係のなかで
あなたは何を思うだろう

みなに係るそれは
あなたによく映じているか
恐れげもなく繰り出す脚に
もとり もとりと
影がつき従う

光と影
光と影

ひとしきり踊ればかすれてゆく
ともに哭けば夢新たに
絶えず拍車のかかり

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