『旅路』

改めたものと

定かなもの

潮の満ち干のように涼やかで

 

扉のまえにたたずんでいた

したり顔の彼と

取り組んだもの

 

のぼる道の端に

数々の礫をおいて

蹴り

響かせていた

 

遙かな調べ

雲間からさす陽に

抱かれている