改めたものと
定かなもの
潮の満ち干のように涼やかで
扉のまえにたたずんでいた
したり顔の彼と
取り組んだもの
のぼる道の端に
数々の礫をおいて
蹴り
響かせていた
遙かな調べ
雲間からさす陽に
抱かれている
ひとりの心を拓く詩群
改めたものと
定かなもの
潮の満ち干のように涼やかで
扉のまえにたたずんでいた
したり顔の彼と
取り組んだもの
のぼる道の端に
数々の礫をおいて
蹴り
響かせていた
遙かな調べ
雲間からさす陽に
抱かれている