絢爛な世界に声をひそめる
みずからここで在ることが
ときに驚異である
細が散りばめられ
粗を織りなす
大が溶け
未をつらねる
密かに触れぬくことがら
語りかける声はやまない
背から覆うもの
理を超えたもの
むしろ見られるもの
万象の白紙に描き
都度吹き流され
再び散り敷く
ひとりの心を拓く詩群
絢爛な世界に声をひそめる
みずからここで在ることが
ときに驚異である
細が散りばめられ
粗を織りなす
大が溶け
未をつらねる
密かに触れぬくことがら
語りかける声はやまない
背から覆うもの
理を超えたもの
むしろ見られるもの
万象の白紙に描き
都度吹き流され
再び散り敷く